3.5帖から1LDKへ。場所が変わっても「持ち物」が変わらなかった理由

3.5帖から1LDKへ。場所が変わっても「持ち物」が変わらなかった理由 ミニマル思考

「広い部屋に引っ越したんだから、オシャレな棚を置いて、何か飾りたいな」

新しい生活を始めるとき、多くの人がそう考えます。

私もかつて、神奈川の広い1Rに住んでいた頃はそうでした。

しかし、愛知県に1LDKのマンションを購入した今の私は、「置けるから買う」という選択肢を捨てました。

部屋は数倍に広くなったのに、持ち物はほとんど変わっていません。

なぜ、広い部屋の誘惑に負けずにいられるのか。

その理由は、私が3.5帖のシェアハウス生活で学んだ「最強のメリット」にありました。


1. 広い部屋に潜む「棚の罠」

広い部屋に置かれたおしゃれな収納棚

広い部屋に住むと、自然とモノが増えてしまうメカニズムがあります。

  • スペースがあるから買う: 必要かどうかではなく「まだ置けるから」で判断してしまう。
  • 「棚」がモノを呼ぶ: 収納を買うと、中を埋めたくなる。飾りたくなる。

以前の私は、収納があればあるほど、そこに何を詰め込むかばかりを考えていました。

しかし、それではいつまで経っても「モノを管理する生活」から抜け出せません。


2. 3.5帖で学んだ「必要」の本当の意味

布団しか置いていないシェアハウスの個室

マンションを買う前、私は3.5帖のシェアハウスに住んでいました。

布団を敷けば残り1帖もない、極限の空間です。

そこでは「置けないから増やさない」という消極的な理由からスタートしましたが、1年経った頃、ある変化に気づきました。

「あれ、モノってこれ以上いらなくないか?」

モノを厳選し、思考を「キャパシティ(広さ)」ではなく「ネセシティ(必要性)」に切り替えた瞬間、驚くほど人生の質が上がったのです。

  • お金が貯まる: 「置けるから買う」を卒業しただけで、貯金ペースが加速した。
  • 管理コストの激減: 掃除、メンテナンス、探し物。モノに奪われていた時間がすべて自由時間に変わった。
  • 思考のクリア化: 視界のノイズが消え、勉強や仕事に没頭できるようになった。

3. 1LDKは「埋める場所」ではなく「余白を楽しむ場所」

クローゼットと椅子のみが置かれた広い部屋

今のマンションに住み始めたとき、正直「広いな」と感じました。

それでも、家具を買い足すことはしませんでした。

私が新しく買い揃えたのは、これだけです。

  • 折りたたみデスクとベンチ(100円の味があるベンチ)
  • 170cmの観葉植物(心の潤い)
  • ロボット掃除機・冷蔵庫・電子レンジ(時間を生む投資)

あえて「棚」や「収納家具」は買いません。

収納を増やさないことは、自分への「これ以上モノを増やすな」という最強のセーフティネットになります。


4. モノを増やさないことが、やりたい生活を叶えてくれる

物が少なく作業しやすいシンプルなデスク

「モノを持たない」ことによるメリットは、単に部屋が綺麗になるだけではありません。

  • 投資ができる: モノにお金を使わないから、NISAや資産形成に回せる。
  • いつでも引っ越せる: 荷物が少ないから、フットワークが軽く、変化に強い。
  • 勉強ができる: 掃除がすぐ終わるから、自己研鑽の時間が確保できる。

私にとって、これらはどんな高級な家具よりも魅力的でした。

モノがないからこそ、自分が本当にしたい生活ができていると実感しています。


まとめ:満足度は「最適量」で決まる

部屋の広さに合わせてモノを増やす必要はありません。

自分にとっての「最適量」さえ知っていれば、3.5帖でも1LDKでも、最高の満足感を得ることができます。

「まだ置けるから」を捨てて、「これが自分に必要か」を問い直してみてください。

その先に、本当の自由な暮らしが待っています。

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