「クローゼットはパンパンなのに、外出前にいつも迷ってしまう」
「昔好きだった古着が、今の自分に似合っていない気がする……」
かつての私は、古着特有の一点ものに魅了され、大量の洋服に囲まれて暮らしていました。
選ぶ楽しさはありましたが、その分、時間もエネルギーも浪費し、時には待ち合わせに遅れてしまうことも。
しかし、ミニマリズムを意識して服を絞り込んでから、私の毎日は劇的に軽やかになりました。
今回は、古着好きだった私が辿り着いた、「自分らしさを残した私服の制服化」についてお話しします。
1. 「白・黒・グレー」の3パターンで、朝の迷いをゼロにする

今の私のクローゼットは、驚くほどシンプルです。
基本の色は無地の白、黒、グレーのみ。
これらを組み合わせた3つのセットをローテーションしています。
- パターン1: 白Tシャツ × 黒ズボン
- パターン2: 黒Tシャツ × グレーズボン
- パターン3: グレーTシャツ × 黒ズボン
仕事も私服のため、これが私の「オン・オフ共通の制服」です。
すべて無彩色で統一しているため、適当に組み合わせてもクローゼット全体に統一感が出ます。
服が溢れていた頃よりも、今の方がずっと「整っていておしゃれ」に見えるのが不思議なところです。
2. 「こだわり」は捨てない。ミニマリスト流の色遊び

ミニマリストだからといって、個性をすべて消す必要はありません。
私は自分の「好き」を、2つの方法で残しています。
- 10年選手のこだわり服: デニムシャツとベージュのボアジャケット。これらは古着好きだった頃からずっと愛用している、私のアイデンティティです。
- 差し色の魔法: 基本は無彩色ですが、マフラーや靴下で「赤」や「黄色」を取り入れます。ワンポイントの差し色があるだけで、ぐっと大人のおしゃれを楽しめます。
「全部捨てる」のではなく「本当に好きなものだけを残す」。
このバランスが、ストレスなくミニマリズムを続けるコツです。
3. ブランド代に払うお金を「清潔感」への投資に変える

以前はブランド品にも惹かれたことがありましたが、今は1枚1,000円ほどの機能的な服を愛用しています。
【高い服を持たない理由】
- メンテナンスの負担: 高い服は汚れるのが怖く、扱いも大変です。今の私にとって、ブランド品は「気持ちを重くさせるもの」でしかありません。
- ダメージへの強さ: 1,000円の服なら、汚れても心のダメージはゼロ。気楽に着倒して、傷んだら新しいものに買い換える「循環」が作れます。
服を選ぶ時間を削った分、私はスキンケアやヘアアレンジなどの「清潔感」を上げる時間を増やしました。
40歳を目前にして気づいたのは、服で着飾るよりも、自分自身の肌や髪を整える方が、ずっと落ち着いた「大人の雰囲気」を出せるということです。
4.賢く選び、潔く買い換える。私の「ポリエステル」戦略

私が服を選ぶ基準は、デザイン以上に「素材」にあります。
選ぶのは主にポリエステル生地。
なぜなら、綿に比べて首周りの伸びがほとんどなく、ガシガシ洗濯しても型崩れしにくいからです。
3パターンの服を3日に1回着回すため、1着あたりの稼働率は高めですが、ポリエステルなら1年はしっかり持ちます。
色褪せが出てくる「1年」を買い替えの目安にすることで、常に清潔感のある状態をキープしています。
1着1,000円だからこそできる、潔いサイクルです。
5.「しまむら・トライアル・メルカリ」を使い倒す

私は具体的な購入場所も決めています。
- Tシャツ:しまむら。 無地で機能性が高く、毎年同じような定番品が出るので、買い替えの際に迷う必要がありません。
- ズボン:トライアル。 1,000円で買えるストレッチの効いたポリエステルズボンが、驚くほど優秀で履きやすいんです。
- アウター・下着:ユニクロ。 特にコートなどのアウターは、型落ちをメルカリで賢く探します。ユニクロの商品は1年経つとメルカリに良品が多く出回ります。「メルカリで買い、数年着てまたメルカリで売る」のが、最もコスパの良いアウター術だと気づきました。
かつての古着たちはアウトドアブランドが多かったため、メルカリで高く売ることができました。
その売上金を今の「シンプルで機能的な服」に循環させたことで、実質的な持ち出しを抑えてワードローブを刷新できたのです。
6. 4足の靴と2つのカバン。管理を楽に、愛着を深く

服だけでなく、小物も徹底的に厳選しています。
- 靴(4足): 革靴、白スニーカー、黒スニーカー、白サンダル。
- カバン(2つ): 黒のバックパック、黒のショルダーバッグ。
数が少ないからこそ、一つひとつに愛着がわき、大切に扱うようになります。
クローゼットには常に「余白」があり、風通しが抜群です。この余白は、そのまま私の心の余裕に繋がっています。
まとめ:服を減らして、自分自身をアップデートする
古着に囲まれていた頃よりも、服を絞り込んだ今の方が、私は自分の外見に自信を持てるようになりました。
「服を減らすのは、おしゃれを諦めること」ではありません。
「自分に本当に似合うものを見極め、自分自身の素材を磨くこと」なのです。
もし、クローゼットの前でため息をついているなら、まずは「今年一度も着ていない服」を1着だけ手放してみませんか?
空いたスペースに、新しい自分の時間が流れ込んでくるはずです。



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