「ミニマリストって、食事にこだわりがないんでしょ?」
「毎日同じようなものを食べて、楽しいの?」
そんな風に聞かれることがよくあります。
でも、私の答えは真逆です。
むしろ、ミニマリズムを意識してからの方が、一口ごとの感動は深まり、食事の時間は豊かになりました。
かつての私は「あれば便利そう」な家電や調味料を買い込み、手間をかけることこそが「料理を楽しむこと」だと思い込んでいました。
しかし、ある健康診断の結果とミニマリズムとの出会いが、私のキッチンと食生活を劇的に変えたのです。
今回は、20cmのフライパン1つで体と心を整える、私なりの「食の引き算」についてお話しします。
1. 厳選した4つの家電。道具を絞れば「迷い」が消える

あなたのキッチンの棚に、数ヶ月使っていない「便利家電」は眠っていませんか?
私の家にあるキッチン家電は、これだけです。
- ガスコンロ
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- 電気ケトル
世の中には魅力的な家電が溢れていますが、私は「それを継続して使い続けるか」を徹底的に考え、買わない選択をしました。
道具が少ないと、出し入れのストレスがゼロになります。
「さあ作ろう」と思った瞬間に手が動く。
この「思考から行動までの短さ」こそが、料理好きの私にとって何よりの効率化なのです。
あなたも、まずは「最後にいつ使ったか思い出せない道具」を1つ手放してみませんか?
それだけで、キッチンの空気が驚くほど軽くなります。
2. 糖尿病予備軍からの生還。GI値を意識した「時短メシ」

「何を食べるか」を考えるとき、私はバリエーションよりも「必要な栄養」を重視します。
きっかけは、昨年の健康診断で「糖尿病予備軍」と言われたことでした。
「このままではいけない」と決意し、私は徹底してGI値(血糖値の上がりやすさ)の高いものを避けるようにしました。
- 白米 → オートミールへ
- うどん → 全粒粉パスタへ
これが意外にも、調理の時短に直結しました。
以前はフライパンで米を炊いていましたが、オートミールならお湯とレンジですぐに完成します。
今の私の昼食は、職場で「オートミールとプロテイン」。
準備も保管も驚くほど楽な、最強の時短健康メシです。
不健康な食事は、将来の医療費や体力の低下という「大きなコスト」を支払うことになります。
今のうちに食を整えることは、未来の自分への最高のプレゼントだと思いませんか?
3. 「20cmのフライパン」が教えてくれた、飽きないスープカレー習慣

私の料理は、20cmの深めのフライパン1つで完結します。
2口コンロの片方しか使いませんが、それで十分。
洗う手間も最小限です。
【定番メニュー:無限スープカレー】
お気に入りの出汁にカレー粉を入れ、具材を煮込むだけ。
- お肉: お得な大容量パックを小分けして冷凍。
- 魚: 生魚は匂いが残るので避け、サバ缶やいりこを活用(いりこはおやつにも最適!)。
- 野菜: 八百屋さんで旬の安くて美味しいもの(セロリやパクチーなどの香草が大好きです)。
調味料も、塩・こしょう・醤油・味噌・砂糖のみ。
「〇〇用ソース」は使い切れないので買いません。
シンプルだからこそ、具材の旨味が引き立ち、毎日食べても全く飽きないのです。
4. 「舌を太らせない」ことが、満足度を最大化する

私が最も大切にしているのは、「舌を太らせない」ことです。
贅沢な味付けや加工品に慣れてしまうと、味覚はどんどん鈍くなり、さらなる刺激を求めるようになります。
ポストに入る宅配のチラシは、迷わず捨てましょう。
他人に食欲をコントロールされてはいけません。
【月2回の外食を全力で楽しむ】
普段はシンプルな自炊を徹底し、外食は月2回のスペシャルイベントにします。
そこでは「家で作れないもの」を選び、心ゆくまで楽しみます。
日頃から舌をリセットしているからこそ、何を食べても「美味しい!」と感動できる。
これこそが食の満足度をあげる秘訣です。
あなたも「便利すぎる味」から少し距離を置いてみませんか?
素材の味を感じられるようになると、特別な何かがなくても、日々の食卓がキラキラと輝き始めます。
まとめ:食を整えれば、人生の「余白」が広がる
私の食器は、ラーメン皿1つ、平皿1つ、小鉢2つ。
たったこれだけでも、私の食生活は100%満たされています。
「もっと食べたい」
「もっと便利にしたい」
という欲を少しだけ削ぎ落としてみる。
すると、血糖値の不安は消え、お金は貯まり、掃除の手間さえなくなります。
「完璧な料理」を作る必要はありません。
まずは、今日の味付けを少しだけシンプルにしてみることから始めてみませんか?
あなたの体と心が、もっと軽やかに、もっと自由になることを心から応援しています。


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